ちいさいもの
小さい生き物を見ると言う事、興味の無い人からすれば何とも不思議な行為に思えるでしょう。海に潜っても殆ど泳がずじっとして、ただの岩やら砂を顔を近づけてずーっと見てる。
けれどこの「小さい物を見る」と言う事の面白さ、たくさん有るのですがその1つは探して見つけないと見られないと言う事。けっしてむこうから泳いできて姿を見せてくれる事は有りません。
彼らの多くは他の大きな生き物に食べられない様にする為に、形を変え、色を変え、周りの環境に溶け込んで隠れて(擬態)います。それを見破って彼らの姿を見つけた時、「やったぁー」という気持ち、彼らとの勝負に勝ったという満足感から笑みが浮かんできます。(海の中で一人でニヤニヤしてるダイバー、不気味です。)逆にこの辺りにいるはずなんだけど見つけられなかった時の敗北感、限られた1本のタンクの間で行うカクレンボ勝負、ね、こう考えると楽しいでしょ。→ → →
エビの仲間です。
何でも細長い物が有ったら、先端から根元までなぞる様に見ましょう。